7月13日(月)京都府宇治市にある立命館宇治中学・高等学校の課外授業として、議員力検定ジュニア級ミニ検定試験と議員力講義(共同代表・新川達郎)を実施しました。これは、同校の社会科の先生からの依頼を受け、行ったものです。
講座を開催するにあたり、はじめに議員力検定設立の趣旨を説明し、ミニ検定試験を行いました。全10問、制限時間は20分を予定していましたが、受講した生徒のみなさんにとっては余裕があり、終了予定時間を早めに切り上げ、問題の正答発表と解説に入りました。
初めに全部の正解を発表。ときおり「あたった~」という声が静かな教室にこだましました。正答6問以上を合格とし、後日採点をし、認定証を送りました。新川による問題解説は、出題のねらいと選択肢一つひとつをていねいに解説。生徒のみなさん全員が真剣にメモを取っていたのが印象的です。
つづく議員力講義は、民主政治の変遷から議会制度、議員、議会の役割と求められる力などについて、通常の授業とは少し角度の違った視点から話が進んでいきました。
講座を終え、質問を受けましたが、出題した裁判員制度のほか、「選挙にはいくらくらいかかるのか」という具体的な問いもありました。
最近の若い人たちの政治への無関心、社会との関わりの薄さを指摘するのは簡単ですが、受講いただいた生徒のみなさんに、それを感じることはありませんでした。私たちの若い人への姿勢や関わり方にこそ、大いに問題があるのではないかと考えさせられた次第です。立命館のみなさん、ありがとうございました。
学校を訪問して行う「ミニ検定試験&議員力講座」は、児童・生徒のみなさんに議会や議員の仕事について知っていただき、政治をもっと身近なものとしていただくための事業のひとつです。全国の小中学校、高等学校へ出かけていきます。詳細は事務局までお問い合わせください。(TEL 03-5367-8295)